LGBTとALLYのためのHappy Ending CAFE 第2弾 第3回『相続編』

【講師】渡辺由希子(司法書士、ファイナンシャルプランナー、相続アドバイザー)

【テーマ】相続

自分やパートナーに万一のことがあったら、財産はどうなるの?二人で家を購入したいけど、どんな問題があるの?

パートナーに財産を残したい、認知症になった後も本人とパートナーの生活を守りたい等、万一の場合に備えておく為の法律5点セットを司法書士が分かりやすく解説します。

同姓婚が認められていない現状でどんなリスクや落とし穴が待っているのか、どんな準備が必要か専門家と一緒に学びましょう。

 

【レポート】パートナーか自分が、万が一突然亡くなってしまったときのこと(相続、財産、遺言、税金、特別縁故者etc.)、養子縁組のこと、認知症や意識不明になってしまった場合のこと(公正証書、財産管理契約、任意後見契約、公正証書遺言、死後事務委託契約etc.)、住宅ローンのこと、同性パートナーシップ合意契約書、家族信託のこと。パートナーとの間に子どもがいて、パートナーに万が一のことが起こった場合、子どもはどうなるのか。どのような対策をしておけば、子どもとの関係性が守れるのか。同姓婚が認められていない現状でどんな準備をすればどんなリスクに対応可能なのか。逆に、どういう場合は対応しきれないのか…等、2時間みっちり「備え」について学んだ。

法律婚ができるなら婚姻届一枚提出するだけで守られる事が、法律婚ができない事によってこれだけの手間と時間とお金をかけないとならないのだと実感する。

あのボリュームを2時間にまとめた講師に脱帽。事例をふまえた説明がわかりやすく、とても勉強になった。相続や後見人の話は、LGBTQのみならず、親兄弟姉妹や親族に”もしも”や”まさか”のことがあった時に関わる可能性が高い話である。