TRP2018☆Pride Week企画☆南定四郎特別講演会『LGBT運動の過去と未来そして老後の生活』

 


Tokyo Rainbow Pride 2018・Pride Week企画

南定四郎特別講演会『LGBT運動の過去と未来そして老後の生活』

ゲイ雑誌「アドン」編集長であり、日本ではじめてセクシャルマイノリティのパレードや映画祭を主催、HIV予防啓発やコミュニティ活動などセクシャルマイノリティの権利向上のために多大な功績を残されてきた南定四郎さん。ここ数年は、パートナーと共に沖縄に移住し生活されています。

LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーの略)をはじめとするセクシャルマイノリティの方々には老後のライフモデルが無いと言われますが、87歳という年齢で、ご自身のセクシャリティをオープンにされ、今もなお前を向いて人生を歩んでおられる姿から、我々は多くの学びを得られるでしょう。


レポート:定員30名の会場は、満席でした。

東京レインボープライド2018の「Pride Week」(4/28~5/6)の後半戦。プライドパレードを目前に開催された南定四郎特別講演会。

日本のゲイリブ活動の先駆け、南定四郎さん。御歳87歳。1974年にゲイによるゲイの為の雑誌「アドン」を創刊。1994年、日本ではじめてセクシャルマイノリティのパレード「東京レズビアン・ゲイ・パレード」実行委員長など。1996年の第3回レズビアン ゲイパレードを最後に1997年、雑誌「アドン」を廃刊し、全ての活動から引退。7年前に沖縄に移住。南さんの生まれから、Gデビュー当時のこと、当時の二丁目、どうして1997年に全ての活動を引退し、20数年間もの間表舞台に出てこなかったのか…。そして現在の沖縄での活動。歴史が語られました。歴史はそれぞれの側面、語る人の数だけあって…”南定四郎さんの歴史”をお聴きすることができました。

そのひとつひとつが今に繋がっていて、今年のTokyo Rainbow Prideもまたそれぞれの歴史の一頁になっていくのだと感慨深く思いました。<K>


講演会終了後の懇親会では、レインボーのチラシ寿司が登場!